皆さんはお米を購入する際にどのような事を選ぶ基準にしていますか?
あるお客さんが店頭でお米を選んでる際に、「このお米は白くないからダメだ」と言われていたことがありました。
もちろんお米は炊かなければ食べられないので、精米の外観もひとつの購入の判断材料ではありますが、「お米は白ければ白いほど良い」という見方は間違っています。
実はお米の旨み成分はヌカ層のすぐ下の白米の表層部分に多くあります。削れば削るほどお米は白くなりますが、ヌカと一緒に旨み成分もどんどん削られてしまいます。
つまり、お米は白い方がおいしいという見方は間違っており、変に白いお米は削りすぎている可能性があります。
写真のような半透明でキレイな乳白色がちょうど良い色だとされています。
今度お米を店頭で選ぶ際には、その色にも注目して見てみて下さい。